名護・自然観察日記

名護で出会った生きものを中心に紹介します。

名護岳の4月

170415イルカンダ

タカの渡り調査は継続中ですが、この時期の名護岳の様子も紹介します。
写真はイルカンダの花ですが、森のあちらこちらで咲いています。






170421イルカンダ1

イルカンダの花が咲くと、見慣れた亜熱帯の森がジャングルのような景色になるので、
とても好きです。






170421イルカンダ2

落ちた花弁や、焼けたオイルのような臭いを頼りに探すと、見つけることができます。







170409オオシマカクムネベニボタル

4月の前半は、森の中薄暗い場所や山頂のような明るい場所でも、写真のオオシマカクムネベニボタルに出会うことができます。
15mm程度の大きさですが、鮮やかな紅色をしているので、少し注意して探せば見つけることができます。






170424オキナワルリチラシ1

4月はオキナワルリチラシの繁殖期でもあります。







170424オキナワルリチラシ2

オキナワルリチラシは、クシ状でくるんとした触角と、ビビッドなブルーと反対色のイエローをまとった、
おしゃれな蛾の仲間です。






170424オキナワルリチラシ3

タカの出現を待っている山頂で、オキナワルリチラシが頻繁に飛び回ると、
飛びものに反応してしまう悲しい性で、ついついレンズを向けてしまいますが、
サイズも小さく、不規則に飛ぶので、ファインダーに納めるのもひと苦労です。






0Y8A1026.jpg

今年は2年ぶりに写真のミゾゴイに逢うことができました。
繁殖のために北上する途中で名護岳に寄ってくれる、いつもの個体だと思います。
残念ながら今回は撮影には至りませんでしたので、2年前の写真をアップしました。






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  1. 2017/04/25(火) 16:02:24|
  2. イルカンダ
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2017年 名護岳 春季タカの渡り調査 その1

170330サシバ1
                                                     2017年3月30日 サシバ
今年も3月12日よりタカの渡り調査を行っていますが、数も種類も少なめです。







170330サシバ2
                                                     2017年3月30日 サシバ
もう少し渡ってくれると,調査にも張り合いが出てよいのですが、
名護岳の春は毎年こんな感じなので、特に落胆もせず、
記録を付けることこと自体に意味があると思いつつ、





170330サシバ群れ
                                                   2017年3月30日 サシバ群れ
それでもやっぱりもっと大きな群れが見たい・・・







170404サシバ幼鳥1
                                                    2017年4月4日 サシバ幼鳥
そんな春のタカの渡りなので、サシバが近くを飛んでくれるだけでもうれしくなります。







170404サシバ幼鳥2
                                                    2017年4月4日 サシバ幼鳥








170408サシバ1
                                2017年4月8日 サシバ
今日のサシバは特に近かったし、







170408サシバ2
                                                     2017年4月8日 サシバ
かわいく、







170408サシバ3
                                2017年4月8日 サシバ
美しく、







170408サシバ4
                                                     2017年4月8日 サシバ
そして、かっこよかった。







170408サシバ5
                                                     2017年4月8日 サシバ
そんなタカの姿を間近で見るのも、タカの渡り調査の魅力の一つですが、
何よりもタカ達が地球規模で移動している姿をこの目で見届ける感じがいいのです。






170312ミサゴ1
                                                   2017年3月12日 ミサゴメス
今期サシバの次に多く確認しているのが、このミサゴです。
3月12日は約2時間で9羽が渡って行きました。






170404ミサゴ
                                                    2017年4月4日 ミサゴオス
二枚の写真を見比べると、オスメスの模様の違いが良く分かります。







170330ツミメス1
                                                    2017年3月30日 ツミメス
このツミは繁殖期のディスプレイフライト中の地付のツミです。







170330ツミメス2
                                                    2017年3月30日 ツミメス
地付ツミのディスプレイフライトは、毎年この時期に確認できますが、






170330ツミメス3
                                                    2017年3月30日 ツミメス
おそらくこの後、渡りのツミも入ってくるはずです。

その他、アマツバメ類も期待しているのですが、今年は今のところ少なめです。


2017年(Spring)春期 名護岳タカの渡り調査記録






  1. 2017/04/08(土) 18:53:38|
  2. タカの渡り
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サバニの制作 その16

170402進水式1

4月2日 今年の1月5日から作業に取りかかった帆かけサバニ公開造船も、おかげさまで進水式を迎えました。







170402進水式2

お神酒には名護やんばるの水で造られた泡盛と、今回のサバニの材料である飫肥杉と同じ銘柄の芋焼酎が準備されました。







170402進水式3

稲嶺名護市長からは、サバニが浮かぶ名護湾を一緒に作って行きたいという力強いお祝いの言葉を頂き、
造船中にその作業を見学されたこともあり、訪れた人にこのサバニついて、うれしそうに自ら説明されていました。






170402進水式4

今回このサバニの制作を発注された佐藤さんは、この日が楽しみで興奮して眠れなかったと、子供のようなキラキラした目で話され、
多くの方のご好意で公開造船が実現できたことに、感謝の言葉を述べられていました。






170402進水式5

そしてこのサバニを造ったマコトと武林さん。
サバニは目的に応じて、また地域によってバリエーションがあること。造船行程も糸満と八重山では違うこと。
そして100年後はその時代の要求に応じて違うかたちのサバニが出現しているのではと、
サバニの多様性と進化について語っていたのが印象的でした。




170402進水式6

そして進水式に入りました。
進水式も糸満と八重山ではやり方に違いがあるそうですが、今回はマコトが造船技術を学んだ八重山式で行なわれました。






170402進水式7

今回この帆かけサバニ公開造船の監督・責任者であるフーカキサバニ代表の森さんは、
3ヶ月の製作期間を経て進水式の日を迎え一仕事を終えたと思われるでしょうが、
このサバニを今後どのように活かして行くかがむしろ重要で、
今日の進水式は、この「遥龍」号を使ってサバニ文化を広めて行くそのスタートラインに立つ日であると語っていました。




170402進水式8









170402進水式11

そしていよいよ海に浮かべます。
森さんは「産湯に浸かる」と表現していました。






170402進水式12

サバニは海に浮かべてはじめてその性能が確認できるので、
単船の状態で一周りし戻って来たマコトは、やっとほっとした顔になりました。






170402進水式13

続いて帆を揚げて走らせます。

ちなみに今回ここ名護でサバニが造られたのは、およそ60年ぶりだそうです。
名護湾もきっと祝福してくれていると思います。




170402進水式16

今度はアウトリガーを付けて走らせます。
アウトリガー付のサバニは初心者の人にも安心して乗ってもらえるので、
多くの人にサバニを体験して頂くのに、大変有効です。





170402進水式17









170402進水式9

今回の進水式には多くの方が集まってくださいました。

多くの人に祝福されるって、とてもすばらしいですね。

遥龍号とサバニ公開造船に携わった全てのみなさま、  おめでとうございます。





  1. 2017/04/03(月) 12:12:00|
  2. サバニ
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サバニの制作 その15

170319内部塗装

3月19日 ワトコによる塗装も終え、サバニ本体はほぼ仕上がり、







170319マスト1

マストの制作に入りました。







170323アウトリガー横棒

3月23日 アウトリガーを取り付けるための横棒の加工も進んでいます。







170328アウトリガー

3月28日 そしてこれがそのアウトリガー。
サバニを一周り小さく細くしたかたちになりました。






170330ハイウシミー

3月30日 マストも出来上がり、マストを固定するハイウシミーの穴開け作業に入りました。







170330名入れ

そして最後に名入れ。
この船のオーナーさんが経営される会社名と同じ音の「はる」から「遥龍」と命名されました。

明後日4月2日は、午前9時から名護21世紀の森ビーチで進水式、10時から無料体験乗船会があります。
どんなサバニに仕上がったのか、海に浮かんだ姿を見るのが楽しみです。





  1. 2017/03/31(金) 12:17:15|
  2. サバニ
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サバニの制作 その14

ちょっと忙しくて、ブログに手が回りませんでしたが、今日から再開します。

170224カンダン1

2月24日 サバニ前後の上部に設置されるカンダンの制作です。







170227カンダン2

2月27日 カンダンは外れないよう竹クギをハの字に打って固定されました。







170227カンダン4

後のカンダンはこんな感じに。







170228_1.jpg








170301カブイ

3月1日 カンダンの上にヤラブ(テリハボク)の材で制作したカブイがつきました。

このカブイは取り外し式になっており、メンテナンスでサバニをひっくり返す時など、
必要に応じて外せる仕様になっています。




170308ウシカキ

3月3日 マストを支えるウシカキもヤラブ材で制作し、ちょっと上品なサバニに仕上がってきました。






170309ナカザシカ1

3月9日 ナカユクンツーにアウトリガーの横棒を固定するので、その前に接するナカザシカ(座板)の角は、
アウトリガーの横棒の固定に使うゴムを通すための隙間が設けられています。





170309ナカユクンツー

そのナカユクンツーはとても丈夫な釣り糸のアカナーを使い、きっちりと固定されました。







170309ヒーザキ

ちょっと上品な顔つきです。







170309全貌

このサバニはアウトリガーを使用するので、ナカザシカ(座板)の高さも、楽な姿勢で漕げるよう最も高い位置にセットされました。








170309サバニハイブリッド

隣りのスペースでは森さんがサバニをベースに、サバニ+ヨット+カヤックというトリプル・ハイブリッドな船を制作中です。
どんな性能を発揮するのか、こちらの完成も楽しみです。







  1. 2017/03/13(月) 22:25:18|
  2. サバニ
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プロフィール

細川太郎

Author:細川太郎
名護に住み、身近な自然のすばらしさに日々感謝しています。宝物は意外と自分の足下にあるものです。

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