名護・自然観察日記

名護で出会った生きものを中心に紹介します。

2016年 名護岳 春季タカの渡り調査 その1

160313ハイタカ
                                                2016年3月13日 ハイタカメス幼鳥
今年も3月12日から春季のタカの渡り調査を行なっていますが、
今年の春は例年と比べ寒く、タカの姿はかなり少なめです。


2016年(Spring)春期 名護岳タカの渡り調査記録



160313ハヤブサ
                                                  2016年3月13日 ハヤブサ幼鳥
鳥の種類はそこそこ確認していますが、肝心のサシバがとても少ないのです。







160321サシバ1
                                                 2016年3月21日 サシバオス成鳥
最大の群れも3月21日の25羽に留まっています。






160321サシバ群れ
                              2016年3月21日 サシバ群れ








160322サシバ暗色型1
                                              2016年3月22日 サシバオス成鳥暗色型
そんな中3月22日には、サシバの暗色型が姿を見せました。
のど元が灰色がかっていたことから、おそらくオスの成鳥と思われます。
暗色型を写真に納めたのははじめてですが、同じサシバとは思えないほどの色の違いです。





160322ハイタカ.
                                                2016年3月22日 ハイタカオス成鳥
毎年数は少なめですが、ハイタカも渡っています。







160329渡りツミオス
                                                  2016年3月29日 ツミオス成鳥
こちらは渡りのツミです。
昨年のデータを参考にすると、おそらくこの後群れでの渡りも見られるかもしれません。

2015年(Spring)春期 名護岳タカの渡り調査記録

ちなみに、この時期は地付のツミがディスプレイフライトを行なっているので、渡りのツミなのか、或は地付のツミなのか
飛去方向や飛び方を注意して観察しています。


160322アマツバメ.
                                                   2016年3月22日 アマツバメ
猛禽の他には、アマツバメの仲間も渡っています。








160402クロビタイハリオアマツバメ
                                            2016年4月2日 クロビタイハリオアマツバメ

4月2日には、クロビタイハリオアマツバメと思われる1羽が確認されました。
(あまり良い角度で写真は撮れませんでしたが。)
クロビタイハリオアマツバメはここ名護岳で過去に3例4個体を確認していますが、春に確認するのは今回がはじめてです。

クロビタイハリオアマツバメの過去の記事 → クロビタイハリオアマツバメ

渡りの時期は半分過ぎてしまいましたが、後半に期待したいと思います。







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  1. 2016/04/02(土) 12:45:19|
  2. サシバ
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その17 (おまけ その3)

141221サシバ1

天候がくずれ寒い日が続くと、一旦越冬を決めたタカたちも、ここでの越冬は無理と感じるのでしょう。
久しぶりに天候が回復すると、南下するタカが姿を見せます。

12月14日  サシバ 7羽

12月21日  サシバ 3羽、 ツミ2羽


141221サシバ×ツミ1

本日21日、小さなツミが、二周り大きなサシバにちょっかいを出しながら、2羽で仲良く?南下して行きました。
それにしても、秋季タカの渡り〜のタイトルに違和感を覚えますが、秋に始まった渡りの延長線上の行動なので、良しとしましょう。





141215大浦湾

衆議院選挙の結果が出た12月15日の朝。
いつにもまして、大浦湾は輝いていました。





  1. 2014/12/21(日) 18:18:07|
  2. サシバ
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その10

141025サシバ1

先日のできごと。サシバが東から上がって来ました。







141025サシバ2

脚を下ろし・・・







141025サシバ3

尾羽を持ち上げ次の瞬間、排便!

当たり前ですが羽を汚さないようにってことですね。

それにしても、すごく気持ち良さそう!



141025サシバ4

その後は、何も無かったかのように南の空に飛び去りました。







141023ツミ2

最近はアカハラダカの確認が無くなった代わりに、ツミの渡りが見られるようになりました。







141023ツミ1

ツミは1〜2羽で渡ることが多く、





141023ツミ3

10月23日は2羽で、






141028ツミ1

そして本日10月28日は、単独での飛去が2羽。

そろそろサシバの渡りも終わり、ツミやハイタカが渡って来る季節になってきたようです。
(ハイタカは今季まだ確認していませんが)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名護岳  10月28日現在 累計

アカハラダカ    1956羽
サシバ       3783羽
ミサゴ        17羽
ツミ         5羽
ハヤブサ       7羽

カワウ        5羽
アオサギ       10羽
サギs.p.       14羽
カワラバト      32羽
ハリオアマツバメ   56羽
クロビタイハリオアマツバメ  2羽
アマツバメ      18羽
ヒメアマツバメ    20羽
ツバメ        27羽
ショウドウツバメ  約40羽
イワツバメ      1羽
アトリ        12羽


  1. 2014/10/28(火) 18:08:47|
  2. サシバ
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その7

141015サシバ群れ

名護でのサシバの飛去は早朝に集中することが多く、そのため調査は日の出前に観察ポイントに行くことから始まります。







141015サシバ群れ22羽

毎年数千羽のサシバが名護の市街地上空を渡っているのですが、

このようにまだ薄暗いうちに空高く渡っているので、多くの人は気付いていません。

ちなみにこの写真には、22羽のサシバが写っています。



141015サシバ1

台風が去った10月15日は、足止めされていたサシバが現れたようで、

769羽が飛去し、後半の渡りを期待させました。






141015サシバ2

ところが、その後の数が伸びません。

サシバの渡りが終わる10月後半になると、沖縄島で越冬するサシバが名護周辺にも沢山訪れ、

あちこちでサシバの鳴き声が聞こえるのですが、今年はその鳴き声すら少ない状況です。




141015サシバ3

サシバは台風が沖縄地方に猛威を振るっている間に、他のコースで渡ってしまったのでしょうか?








141015サシバ4

それともあまり想像したくはありませんが、先の台風で多くの個体が力尽きたのでしょうか?








141015サシバ5

その答えは、日本最大のサシバの中継地である宮古島(伊良部島)のカウントで解明されることでしょう。


10月15日
アカハラダカ     25羽
サシバ        769羽
ハヤブサ        1羽


10月16日
アカハラダカ      7羽
サシバ       508羽
アオサギ        8羽
ハリオアマツバメ    4羽


10月17日 
アカハラダカ      3羽
サシバ        91羽
カワウ         5羽
ハリオアマツバメ    1羽


10月18日 
サシバ        19羽
ハリオアマツバメ    5羽


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名護岳 10月18日現在 累計(データ一部未反影)

アカハラダカ    1952羽
サシバ       2787羽
ミサゴ        6羽
ツミ         2羽
ハヤブサ       3羽

カワウ        5羽
アオサギ       10羽
サギs.p.       14羽
カワラバト      32羽
ハリオアマツバメ   12羽
アマツバメ      5羽
ヒメアマツバメ    18羽
ツバメ        27羽
ショウドウツバメ  約40羽

林道
アトリ        1羽

  1. 2014/10/18(土) 18:02:01|
  2. サシバ
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その5

141008サシバ群れ
                                                             (撮影:6:24)
10月に入り一週間も過ぎると、渡りの主役はアカハラダカからサシバにすっかり変わり、

10月8日は今季最大の1135羽のサシバが飛去しました。





141008サシバ群れ1
                                                             (撮影:6:34)
サシバの渡りは朝が早く、まだ陽が昇らないうちから飛び立ちます。

明け方の空の色は刻一刻と変わり、サシバは朝焼けで色づいた雲をバックにタカ柱を作り

せかされているかのように、あっさりと南の空へと消えて行きます。



141008サシバ群れ4
                                                             (撮影:6:35)
この日は快晴で北東の風3〜5mと、まさに渡り日和となり、

空はおよそ50羽ほどの群れが一度に3つ現れるほどのにぎわいぶりでした。





141008サシバ群れ3
                                                             (撮影:6:47)








141008サシバ2









141008サシバ3









141008サシバ4









141008サシバ1

大きな群れが現れたのもつかの間、南の海上には猛烈な勢力の台風19号が接近し、既に風が強まり、調査は中断を余儀なくされました。

こんなとき、タカは台風の影響の少ないコース取りをするようで、台風が去ったらタカの姿もなかったというパターンがよくあります。

ちなみに昨年のアカハラダカの飛去数は4991羽、サシバが3247羽でした。

今年はまだ去年の半分にも達していません。

台風が去ったら、再びタカの姿が見られることを祈るばかりです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名護岳 10月9日現在 累計(暫定)

アカハラダカ    1662羽
サシバ       1187羽
ミサゴ        9羽
ツミ         1羽
ハヤブサ       1羽


ハリオアマツバメ   4羽
アマツバメ      3羽
ヒメアマツバメ    12羽
ツバメ        27羽
ショウドウツバメ  約40羽



  1. 2014/10/09(木) 22:09:44|
  2. サシバ
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Author:細川太郎
名護に住み、身近な自然のすばらしさに日々感謝しています。宝物は意外と自分の足下にあるものです。

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