名護・自然観察日記

名護で出会った生きものを中心に紹介します。

2018年 名護岳 春期タカの渡り調査 その1

180318ミサゴメス

今年も3月12日より、春期のタカの渡り調査を始めました。
12日から17日までは0羽でしたが、昨日18日からミサゴ、ハイタカ、サシバが渡り始め、
ツバメも54羽飛去しました。





180319サシバオス1

本日19日は、昨日あれほど見られたツバメが1羽も現れず、
今日はハズレかなと、いつものように期待せず空を眺めていると、
8時半を過ぎたあたりからサシバが渡り始めました。





180319サシバ4

それでも2羽、1羽と、群れと呼べる規模ではありませんでしたが、
春の渡りは秋の渡りと比べると、だいぶ小規模なので、
特に気にもとめず記録を続けました。





180319サシバ2









180319サシバ群れ1

ところが9時を過ぎたあたりから、群れと呼べる数のサシバが立て続けに現れ始めたのです。







180319サシバ群れ2

結局10時までに255羽が飛去し、
また今朝7時から8時までに名護岳の北側に位置する真喜屋から渡久地豊さんが観察した25羽の情報も加え、
トータル280羽を記録することができました。

ちなみに過去の春期(3月12日〜4月30日)の記録は以下の通りです。
2015年春期 336羽
2016年春期 186羽
2017年春期 335羽

つまり、毎年1ヶ月かかって記録する数を本日は一日で記録したことになります。

自然とは予想がつかないところが面白いと、改めて感じた観察となりました。
明日以降も期待せずに、観察を続けようと思います。



スポンサーサイト
  1. 2018/03/19(月) 12:49:40|
  2. タカの渡り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2017年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その12

171105アカハラダカ幼鳥3
                                                2017年11月5日 アカハラダカ幼鳥
11月5日、アカハラダカを最後に確認したのが16日前の10月20日、
今年は珍しくきっちり渡りきったものだと思っていたら、
やっぱり残っていました。





171105アカハラダカ幼鳥2
                                                2017年11月5日 アカハラダカ幼鳥








171105アカハラダカ幼鳥1
                                                2017年11月5日 アカハラダカ幼鳥
澄み切った秋空に、一羽ポツンと舞い上がった幼鳥が目指したその先にいたのは、






171105アカハラダカ幼鳥_サシバ幼鳥1
                                          2017年11月5日 アカハラダカ幼鳥とサシバ幼鳥
こちらも一羽で飛ぶサシバ幼鳥でした。






171105アカハラダカ幼鳥_サシバ幼鳥2
                                          2017年11月5日 アカハラダカ幼鳥とサシバ幼鳥
仲間の多くが既に南へ渡ってしまい、この先まだまだ長い道のりを
たった一羽で旅するのが心細かったのか、





171105アカハラダカ幼鳥_サシバ幼鳥3
                                          2017年11月5日 アカハラダカ幼鳥とサシバ幼鳥
旅のお供に強引に誘っているようにも見えました。





171105サシバ幼鳥
                                                   2017年11月5日 サシバ幼鳥
サシバ幼鳥もアカハラダカ幼鳥の荒っぽい誘いに戸惑いながらも、
結局二羽は南へ渡って行きました。





171105ツミオス
                                                    2017年11月5日 ツミオス
こちらのツミは先を急いでいたようで、足早に山頂を通過しました。






171106サシバオス
                                                   2017年11月6日 サシバオス
名護岳周辺にも複数のサシバが入っていますが、11月に入ったと言ってもまだまだ暖かい沖縄、
早朝の底冷えも無く、南へ駆り立てる要素が少ないためか、渡る気配がまるでありませんでした。





171106サシバオス1
                                                   2017年11月6日 サシバオス







171107月
                                                       2017年11月7日 暁
11月7日、早朝。






171107朝焼け1
                                                     2017年11月7日 朝焼け
本日も美しい朝焼けで始まりました。






171107日の出1
                                2017年11月7日 日の出
11月に入り太陽もだいぶ南寄りに昇るようになり、
日の出の位置が山に掛かかることもなくなり、
加えて珍しく水平線に雲が無かったこともあり、
本日は水平線から昇る太陽を拝むことができました。




171107日の出2
                                                     2017年11月7日 日の出








171107アカハラダカメス
                                                2017年11月7日 アカハラダカメス
そして本日も一昨日に続きアカハラダカが現れ、






171107ツミオス
                                                    2017年11月7日 ツミオス
写真のツミオスと、幼鳥と一緒に3羽で渡って行きました。






171107ツミ
                            2017年11月7日 ツミ幼鳥とオス







171107リュウキュウツバメ
                                               2017年11月7日 リュウキュウツバメ
今年も多くのツバメが渡りをしており、私もカウントしていますが、
渡りのツバメに、写真のリュウキュウツバメが混ざるので大変やっかいです。

リュウキュウツバメは奄美大島以南では留鳥ですが、一部が小規模な渡りをすると考えられているので、
私のカウントも参考程度の数字と考えています。


171107カゴメラン3
                              2017年11月7日 カゴメラン
山を降り、カゴメランを確認すると、蕾はだいぶ膨らみ、
一部が開花していました。





171107カゴメラン1
                              2017年11月7日 カゴメラン
カゴメランは小さなランですが、葉がとても美しいこともあり、
ここ名護岳でも盗掘が行われているようです。

野生生物は本来の生息地にあってこそ、その存在に意味があると考えているので、
盗掘は本当に許せない行為だと思います。



2017年(Autumn)秋期 名護岳タカの渡り調査記録








  1. 2017/11/07(火) 19:25:50|
  2. タカの渡り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2017年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その8

171016サシバオス2
                                                  2017年10月16日 サシバオス
10月14日以降、名護ではしばしば雨も降っていますが、サシバは順調に南下しているようです。

10月14日  479羽
10月15日  382羽
10月16日  795羽
10月17日  880羽


171016サシバオス3
                                                  2017年10月16日 サシバオス







171016サシバオス4
                                                  2017年10月16日 サシバオス







171016サシバオス5
                                                  2017年10月16日 サシバオス
しなやかな初列風切。






171016サシバオス6
                                                  2017年10月16日 サシバオス







171016サシバ群れ0
                             2017年10月16日 サシバ群れ
10月16日の朝も綺麗な朝焼けでした。






171016サシバ群れ1
                             2017年10月16日 サシバ群れ
サシバは名護岳の東の森から、
朝焼けで輝く空に舞い上がって行きました。





171016サシバ幼鳥1
                                                  2017年10月16日 サシバ幼鳥







171016サシバ幼鳥2
                                                  2017年10月16日 サシバ幼鳥







171016サシバ群れ2
                                                  2017年10月16日 サシバ群れ
大浦湾をバックに南下する群れ






171016サシバ幼鳥3
                                                  2017年10月16日 サシバ幼鳥







171016サシバ幼鳥4
                                                  2017年10月16日 サシバ幼鳥







171016サシバ幼鳥5
                                                  2017年10月16日 サシバ幼鳥







171016チゴハヤブサ幼鳥
                                               2017年10月16日 チゴハヤブサ幼鳥
ワンシーズンに1〜2羽程度しか確認できないチゴハヤブサを、この日確認することができました。






171016ハヤブサオス
                                                 2017年10月16日 ハヤブサオス
ハヤブサは、今シーズン比較的頻繁に確認しています。






171017サシバ群れ1
                                                  2017年10月17日 サシバ群れ
早朝の便は朝焼けで眩しい空を、あるものは羽ばたきながら、またあるものは旋回しながら南下します。






171017サシバ群れ2
                                                  2017年10月17日 サシバ群れ







171017サシバ群れ3
                             2017年10月17日 サシバ群れ
上昇気流が発生し群れが集まると、
タカ柱を作ります。





171017サシバ群れ4
                                                  2017年10月17日 サシバ群れ
タカ柱がばらけた群れ。
左に見えるのは、今帰仁村と屋我地島を繋ぐワルミ大橋。







  1. 2017/10/19(木) 18:22:02|
  2. タカの渡り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

2017年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その7

171010夜明けの月
                                                 2017年10月10日 夜明け前の月
このところは早起きのサシバに合わせて、毎日夜明け前に観察場所に着くようにしています。

10月10日、まだ暗い空にサシバの姿を探しましたが、
10羽以下の群ればかりで、本格的な渡りの気配はありませんでした。




171011サシバ群れ1
                                                  2017年10月11日 サシバ群れ
10月11日。ようやく朝一番の大きな群れが確認できました。
6時台 サシバ 576羽

6時台に飛去するこれらの群れは、350km以上離れた次の中継地である伊良部島に
順調に飛行できれば15時過ぎには到着するでしょう。
風がよければそのまま飛び続けて石垣島まで足を伸ばす群れもいるかもしれません。


171011月とサシバ
                             2017年10月11日 月とサシバ
月が残る空では、サシバとのツーショットも。







171011サシバ幼鳥2
                                                  2017年10月11日 サシバ幼鳥








171011サシバ幼鳥4
                                                  2017年10月11日 サシバ幼鳥








171011サシバ幼鳥3
                                                  2017年10月11日 サシバ幼鳥








171012サシバ群れ2
                             2017年10月12日 サシバ群れ
10月12日。この日も早起きの甲斐あって、
朝一番のやんばる便を確認することができました。
6時台 サシバ 558羽

観察中遠くの鷹柱を見つけることは大変ですが、
まだ暗い明け方ともなれば、なおさらです。



171012月とサシバ
                                                  2017年10月12日 月とサシバ
この日は月とサシバがかなり接近したツーショットを撮影できました。

このようなまだ暗い明け方は、空に輝く月の方が目立つので、
オートフォーカスでサシバを追っていても、二つの被写体が重なりそうになると
ピントが月に移ってしまい、サシバがピンボケになりやすいのですが、
今回はAIサーボが喰いついてくれました。


171012伊平屋島、伊是名島
                                              2017年10月12日 伊平屋島、伊是名島
また空気も澄み、遠く伊平屋島、伊是名島も朝焼けの空に溶け込んでいました。







171012サシバ群れ1
                             2017年10月12日 サシバ群れ








171012ミサゴ1
                                                    2017年10月12日 ミサゴ
ミサゴは大きな体に似合わず「ぴよぴよ」と可愛いい声で鳴きながら渡る個体も多いので、
姿を見つける前に、その鳴き声で気がつくこともしばしばです。






171012ミサゴ2
                                                    2017年10月12日 ミサゴ








171012アカハラダカ群れ
                                               2017年10月12日 アカハラダカ群れ
そろそろ終了すると思われたアカハラダカでしたが、
この日は予想外にも183羽が飛去しました。

ただ、10時過ぎに通過するはずのサシバの離島からの便が確認でませんでした。




171013サシバ群れ2
                             2017年10月13日 サシバ群れ
10月13日。朝の便の数はさらに増え、その後も飛去が続き、

6時台  638羽
7時台  521羽
8時台   36羽
9時台  283羽
10時台  247羽
11時台  475羽

合計  2200羽

と、名護岳の1日の最大飛去数を更新しました。

171013月とサシバ
                                                  2017年10月13日 月とサシバ








171013サシバ幼鳥1
                                                  2017年10月13日 サシバ幼鳥
早朝のサシバは、朝の光を浴びて青みがかって見えます。







171013サシバオス
                                                  2017年10月13日 サシバオス








171013サシバメス
                                                  2017年10月13日 サシバメス








171013サシバオス2
                                                  2017年10月13日 サシバオス








171013サシバ群れ5
                                                  2017年10月13日 サシバ群れ








171013サシバ群れ4
                             2017年10月13日 サシバ群れ
この群れは9:56に通過した、220羽の群れ。
通過時間から逆算すると、早朝(6時過ぎ)に徳之島を飛び立った便の可能性が考えられます。

さて、名護岳のサシバの渡りがいよいよ本格的になてきましたが、
来週後半にも台風が発生するとの予報もあり、その影響が気がかりです。

とは言っても、こればかりはどうすることもできませんので、
なるようにしかならないでしょうね。


2017年(Autumn)秋期 名護岳タカの渡り調査記録





  1. 2017/10/14(土) 17:14:20|
  2. タカの渡り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2017年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その6

171002名護岳より
                                                     2017年10月2日 朝の光
名護岳からの眺めもその日によって変わります。
この日は普段見慣れた景色が、朝日を浴びて輝いていました。






171003サシバメス
                                                   2017年10月3日 サシバメス
10月に入ると少しづつではありますが、サシバの姿が増えて来ました。







171003アカハラダカオス
                                                2017年10月3日 アカハラダカオス
その代わりアカハラダカの姿は日に日に減っています。







171003名護岳
                                2017年10月3日 名護岳
昨年はアカハラダカの渡りの終盤とサシバの渡りの序盤が重なり、
10月の前半は賑やかでしたが、
今年はアカハラダカの渡りが早く、すっかり端境期に入った状態で
タカ待ちの時間も長くなっています。





171004キノボリトカゲメス
                                           2017年10月4日 オキナワキノボリトカゲメス
そんなタカ待ちの時間には、ついつい被写体を探してしまいます。







171004オオジョロウグモ
                                              2017年10月4日 オオジョロウグモメス
お食事中のオオジョロウグモ。餌はオオシマゼミでしょうか?








171004リュウキュウウラナミジャノメ
                                          2017年10月4日 リュウキュウウラナミジャノメ
名護岳のリュウキュウウラナミジャノメ。







171005サシバ暗色型オス
                                                2017年10月5日 サシバ暗色型オス
10月5日には、まだ少ない渡りのサシバの中に暗色型を確認することができました。







171005ミサゴオス1
                                                   2017年10月5日 ミサゴオス
数はまだ少ないものの、ミサゴも渡っています。
この個体はオスですが、大変きれいな個体でした。






171005ミサゴオス2
                                                   2017年10月5日 ミサゴオス









171006夜明け2
                                                     2017年10月6日 夜明け
本日10月6日もサシバの朝一番の便を確認すべく、夜明け前からスタンバイしましたが・・・・。








171006アカハラダカ幼鳥1
                                                2017年10月6日 アカハラダカ幼鳥
姿の減って来たアカハラダカですが、今日は少しまとまって現れました。







171006アカハラダカ幼鳥2
                                                2017年10月6日 アカハラダカ幼鳥








171006アカハラダカ幼鳥3
                                                2017年10月6日 アカハラダカ幼鳥








171006アカハラダカ群れ
                                                2017年10月6日 アカハラダカ群れ
本日最大群れは55羽で、合計は
アカハラダカ  134羽
サシバ     20羽
でした。

今日もまだやんばるにサシバの大きな群れは入って来ていないようです。

明日の風速はやや強めですが、風向きは北東とまずまずです。
サシバの大きな群れは来るのでしょうか?


2017年(Autumn)秋期 名護岳タカの渡り調査記録






  1. 2017/10/06(金) 18:10:05|
  2. タカの渡り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

細川太郎

Author:細川太郎
名護に住み、身近な自然のすばらしさに日々感謝しています。宝物は意外と自分の足下にあるものです。

※ 写真の無断複写や転用・転載はご遠慮下さい。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ジュゴンの海 (16)
タカの渡り (38)
サシバ (10)
アカハラダカ (4)
ツミ (1)
ハチクマ (2)
ノスリ (1)
ハヤブサ (1)
ハイタカ (9)
リュウキュウキビタキ (1)
ノグチゲラ (3)
ヤンバルクイナ (1)
リュウキュウアカショウビン (25)
リュウキュウコゲラ (1)
ミゾゴイ (2)
アマミヤマガラ (1)
ホントウアカヒゲ (3)
リュウキュウアオバズク (2)
ヒメアマツバメ (1)
カラスバト (1)
クロツラヘラサギ (1)
ハリオアマツバメ (1)
クロビタイハリオアマツバメ (4)
アトリ (1)
リュウキュウメジロ (1)
ルリビタキ (1)
リュウキュウイノシシ (1)
リュウキュウハグロトンボ (2)
オリイオオコウモリ (0)
イボイモリ (6)
ヒョウモンカワテブクロ (1)
オオシマカクムネベニボタル (1)
オキナワルリチラシ (1)
サツマニシキ (1)
アサギマダラ (3)
クモの巣 (2)
コバノミヤマノボタン (1)
サガリバナ (1)
イルカンダ (1)
カゴメラン (2)
ヘツカリンドウ (1)
クチナシ (1)
サバニ (18)
西表島 (2)
未分類 (0)
オキナワオオサワガニ (1)
リュウキュウハナイカダ (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR