名護・自然観察日記

名護で出会った生きものを中心に紹介します。

2017年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その13

171109暁
                                                       2017年11月8日 暁
タカの渡り全国ネットワークのHPを見ると、
11月16日現在、今期のタカのカウントを継続している箇所は数カ所程度とかなり縮小しましたが、
ここ名護岳も細々ではありますがカウントを継続しています。




171109朝日
                                                      2017年11月9日 朝日
名護岳の調査期間は、アカハラダカの第一陣が姿を見せる前から開始し、
サシバの渡りが終了し、ツミやハイタカの渡りがひと段落つくあたりまでとし、
過去のデータを参考に9月8日から11月23日までと決めています。




171109朝霧
                                                      2017年11月8日 朝霧
ただ実際の渡りはきっちり終わることは無く、年によってばらつきもあり、
12月に入ってもサシバが渡ってくることもありますが、
終わりを決めておかないときりがないので・・・。




171109ハイタカメス
                                                  2017年11月9日 ハイタカ幼鳥
11月9日、朝から快晴で北寄りの風4〜5m/sと渡り日和になり、
7時台に早速ハイタカ幼鳥が姿を見せました。





171109ツミ幼鳥3
                                                    2017年11月9日 ツミ幼鳥
続いてツミ幼鳥が現れ、その後8時台にも2羽のツミが現れ南へ渡って行きました。






171109ツミ幼鳥1
                                                    2017年11月9日 ツミ幼鳥







171109ツミ幼鳥4
                                                    2017年11月9日 ツミ幼鳥







171115サシバ幼鳥0
                                                  2017年11月15日 サシバ幼鳥
11月も半ばになると、タカが姿を見せない日もしばしばありますが、
11月15日は二日続いた雨天が明け、久しぶりにサシバがまとまって姿を見せ、
この時期には珍しく、8時〜10時までに21羽が南下して行きました。




171115サシバ幼鳥1
                                                  2017年11月15日 サシバ幼鳥







171115ツミ幼鳥1
                                                   2017年11月15日 ツミ幼鳥
ただサシバが姿を見せると写真の地付きツミ幼鳥が攻撃を仕掛けてくるので、
サシバもかなり迷惑そうでした。





171115ツミ幼鳥2
                                                   2017年11月15日 ツミ幼鳥







171115ツミ幼鳥×サシバ幼鳥1
                                             2017年11月15日 ツミ幼鳥とサシバ幼鳥







171115ツミ幼鳥×サシバ幼鳥2
                                             2017年11月15日 ツミ幼鳥とサシバ幼鳥
この日は地付きツミとは別に、渡りのツミが9羽南下しました。






171116カゴメラン1
                                                  2017年11月16日 カゴメラン
カゴメランも継続して観察しています。






171116カゴメラン2
                             2017年11月16日 カゴメラン
本日11月16日は、花もほぼ満開状態でした。






171116ツミメス
                                                   2017年11月16日 ツミメス
今朝はポツポツと小雨が降っていましたが、ツミが2羽南下し、






171116ハイタカ幼鳥1
                                                 2017年11月16日 ハイタカ幼鳥
ハイタカも姿を見せ、






171116ハイタカ幼鳥2
                                                 2017年11月16日 ハイタカ幼鳥






171116ハイタカ1
                                                   2017年11月16日 ハイタカ
こちらも2羽で南下して行きました。
本日はこの他ハヤブサが1羽飛去しました。





171116サシバオス
                             2017年11月16日 サシバオス
名護岳周辺ではサシバも数個体が鳴いていましたが、
越冬するのか、まだ南下するのか定かではありません。


2017年(Autumn)秋期 名護岳タカの渡り調査記録




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  1. 2017/11/16(木) 18:34:52|
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2017年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その11

171030ヒメサザンカ
                                                 2017年10月30日 ヒメサザンカ
10月27日に沖縄島の真上を通過した台風22号は、975hPaに発達し、
大雨と強い吹き返しの風をもたらしました。

沖縄島が台風の直撃を受けたのは、2014年10月に通過した台風19号以来3年ぶり。
台風通過後に名護岳を訪れると、沢山の枝は勿論、大小数本の木が倒れていたのですが、
山頂で何十年もの間台風の強風に耐えてきたヒメサザンカが、ついに倒れていました。

毎年白い小さな花を沢山つけ、山頂に訪れる人の目を楽しませ、私も毎回のように話しかけていた特別な木です。
状況をFBにアップしたところ、早速翌日に名護青年の家で働いていた坂下さんも駆けつけていただき、
名護青年の家の職員と共に、倒れたヒメサザンカの上部の枝を落とし、なんとか植え戻すことができました。

管理者の名護青年の家の基本的な方針は「人の手を加えない」とのことでしたので、
従来であれば登山道を塞ぐ倒木は切ってどかすだけだそうですが、
今回は前職の坂下さんが掛け合っていただいたおかげで、植え戻すことができました。
今後元気になって花を咲かせてくれれば嬉しいですが、山頂の主のような存在の木なので、
生きていてくれるだけで十分です。

翌日から水を運び、現在は経過を観察しています。

171102ハイタカ幼鳥1
                                                  2017年11月2日 ハイタカ幼鳥
さて肝心のタカの渡りの方は、サシバの渡りがほぼ終了し、
現在は写真のハイタカやミサゴなどがぽつぽつと少数が渡っている程度です。





171102ハイタカ幼鳥2
                                                  2017年11月2日 ハイタカ幼鳥







171102ハイタカ幼鳥
                                                  2017年11月2日 ハイタカ幼鳥







171102ハイタカ幼鳥_サシバ幼鳥1
                       2017年11月2日 ハイタカ幼鳥サシバ幼鳥
10月2日は、写真のハイタカ幼鳥が、
サシバ幼鳥に絡みながら渡りをしていました。





171102ハイタカ幼鳥_サシバ幼鳥2
                       2017年11月2日 ハイタカ幼鳥サシバ幼鳥







171102ハイタカ幼鳥_サシバ幼鳥3
                                            2017年11月2日 ハイタカ幼鳥とサシバ幼鳥







171102サシバ幼鳥1
                                                   2017年11月2日 サシバ幼鳥
このサシバ幼鳥は全体的に白っぽく、
特にサシバの特徴でもある灰色の頬の部分がが白っぽい
珍しい個体でした。




171102サシバ幼鳥2
                                                   2017年11月2日 サシバ幼鳥
こちらは渡る気0%の幼鳥。
すでに越冬を決め込んでいるのでしょうか?





171102サシバ幼鳥3
                                                   2017年11月2日 サシバ幼鳥







171102ハリオアマツバメ
                                                2017年11月2日 ハリオアマツバメ
ハリオアマツバメも姿を見せました。
オスメスの見分け方を知りませんが、この個体は翼が短めでした。





171103朝焼け4
                                                     2017年11月3日 朝焼け
11月3日は、朝焼けが大変美しい夜明けでした。






171103朝焼け3
                                                     2017年11月3日 朝焼け







171103朝焼け1
                                                     2017年11月3日 朝焼け
東の空は黄金色に輝いていました。






171103朝焼け2
                                                     2017年11月3日 朝焼け
この時期沢山のタカを見ることはできませんが、
綺麗な朝焼けを拝むだけでも、山頂に登る価値はありそうです。





171103ハイタカ幼鳥
                                                  2017年11月3日 ハイタカ幼鳥
運がよければハイタカにも逢えるし!



2017年(Autumn)秋期 名護岳タカの渡り調査記録





  1. 2017/11/03(金) 17:39:51|
  2. ハイタカ
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2017年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その10

171024サシバ
                                                    2017年10月24日 サシバ
台風21号が去りタカの調査を再開しましたが、
一週間も経たないうちに台風22号が襲来し、
調査は再びお休みです。




171024サシバ1
                                                    2017年10月24日 サシバ
その短い台風の合間を縫うように、タカたちが渡りをしています。
10月24日は、台風でやんばるに足止めされていたタカが渡りました。





171024サシバ幼鳥2
                                                  2017年10月24日 サシバ幼鳥
サシバ     355羽
ツミ       6羽
ハイタカ     1羽
ミサゴ      1羽
ヒメアマツバメ  1羽
ツバメ     139羽

171024サシバ幼鳥3
                                                  2017年10月24日 サシバ幼鳥







171024サシバ幼鳥4
                                                  2017年10月24日 サシバ幼鳥







171024ツミオス0
                                                   2017年10月24日 ツミオス
ツミは単独またはサシバの群れに混ざって渡っていました。






171024ツミオス1
                                                   2017年10月24日 ツミオス







171024ツミオス2
                                                   2017年10月24日 ツミオス







171024ハイタカ幼鳥0
                                                 2017年10月24日 ハイタカ幼鳥
ハイタカが姿を見せ、タカの渡りもいよいよ第三幕に入ったことを告げられました。






171024ハイタカ幼鳥1
                                                 2017年10月24日 ハイタカ幼鳥







171024ハイタカ幼鳥2
                                                 2017年10月24日 ハイタカ幼鳥







171024ヒメアマツバメ
                                                2017年10月24日 ヒメアマツバメ
写真の被写体として毎回楽しませてくれるアマツバメ類ですが、
今年は今のところ飛来数が少なく、やや物足りない感じです。





171026カワウ
                                                    2017年10月26日 カワウ
全国的に分布を広げているカワウは、ここ沖縄島でも渡りの常連になっていますが、
見かける件数も年々増加している印象です。





171026カゴメラン
                                                  2017年10月26日 カゴメラン
タカの飛来も少なくなったので、早々に観察を切り上げ登山道をゆっくり見て回ると、
暗い林床に小さなカゴメランが蕾をつけていました。

開花は11月初旬でしょうか?
花も見たいと思いますが、あまりにも地味なので
毎回見逃してしまいます。


2017年(Autumn)秋期 名護岳タカの渡り調査記録



  1. 2017/10/28(土) 11:37:00|
  2. ハイタカ
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名護のタカ渡り調査の反省会・情報交換会 のお知らせ

直前のご案内ですみません。

名護のタカ渡り調査の反省会・情報交換会を下記の日程で行うこととなりましたので、お知らせします。
なお調査に参加されていない方でも参加できますので、興味のある方は是非ご参加下さい。

日時:12月2日(金) 19~20時
場所:名護博物館
内容:名護岳および嘉津宇岳の調査結果概要をスライド等(写真多め)で振り返り、情報共有した後、意見交換、情報交換等を行います。


当日はサシバの飛去時間帯についても意見交換したいと思い、以下の時間帯別飛去数の積み上げグラフを準備しました。

2015、2016年秋期名護岳サシバ時間帯別飛去数
(※6:00〜14:00時の間を30分毎にまとめたグラフですが、日によっては調査を行っていない時間帯もあります。)
なお比較のため2015年のデータも並べました。


グラフにはいくつか山がありますが、それぞれの山は主に飛来地の違いを現しています。


2015年の3日間は、みごとに二つの山に分かれています。
6時台の山は、前日までに名護・やんばる入した群れが飛去した数を現しています。
10時30分ころにはさらに高い山がありますが、サシバの移動速度は平均時速40kmと言われており、
この群れが同じ時間帯に飛び立ったと仮定すると、およそ4時間前に40kmの速度で移動したことになるので、
約160km離れた徳之島あたりから飛来した群れだと考えられます。


これに対して2016年は、10月19日は2015年のパターンに似ていたものの、
その他は8:30〜9:00ころにピークを迎え、11時台の山もやや低いものでした。
8:30〜9:00ころの群れは名護・やんばるから飛び立った群れと考えられ、
今年はやんばるを中継地としたサシバが、例年と比べて多かたのかもしれません。
これらのピークの違いは、当日の天候はもちろん、前日、前々日の天候の影響によるものと考えられます。



サシバ移動距離

なお、サシバの一日の移動距離は平均480km前後(ウィキペディアより)と言われており、
徳之島を飛び立ったサシバは、その日のうちに宮古島、伊良部島に到達すると言われていますが、
名護・やんばるを飛び立ったサシバに同じ移動距離を当てはめると、その日のうちに八重山諸島に到達することが分かります。


調査の時は、毎回佐多岬のある九州南部や徳之島周辺の天気も見ながら、サシバの飛来を予測していますが、
予測通り来ないところが、タカの渡りをより魅力的にしているのだと理解しています。




161129サシバメス成鳥1
                                                2016年11月29日 サシバメス成鳥
さてそんなサシバですが、とぎれとぎれで数もとても少なくなったものの、まだ渡りは続いています。
11月29日は、単独のサシバ成鳥と、3羽の群れが飛去しました。






161129サシバメス成鳥2
                                                2016年11月29日 サシバメス成鳥
渡りの後半は幼鳥が多かったので、成鳥の渡りを見るのは久しぶりです。







161129ハイタカメス幼鳥1
                                               2016年11月29日 ハイタカメス幼鳥
ハイタカが比較的頻繁に確認できるのも今年の特徴かもしれません。







161129ハイタカメス幼鳥3
                                               2016年11月29日 ハイタカメス幼鳥
ハイタカのメスの幼鳥は同じ個体を今期何度か確認していますが、
この個体は羽の模様から別の個体であることが確認できました。






161129ハイタカメス幼鳥2
                                               2016年11月29日 ハイタカメス幼鳥
こんなにかわいい顔でにらまれると・・・てれる。







161129ハイタカメス幼鳥4
                                               2016年11月29日 ハイタカメス幼鳥
しばらく留まってくれることを祈るばかりです。





  1. 2016/11/30(水) 17:52:11|
  2. ハイタカ
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2016年 名護岳 秋期タカの渡り調査 おまけ−その1

161118ハイタカメス幼鳥1
                                               2016年11月18日 ハイタカメス幼鳥
最近姿を見せるハイタカメス幼鳥です。







161118ハイタカメス幼鳥2
                                               2016年11月18日 ハイタカメス幼鳥
何時までいてくれるのか分かりませんが、しばらくいてくれることを期待しています。







161125ハイタカメス×カラス1
                                     2016年11月25日 ハイタカ×リュウキュウハシブトガラス
そんな、よそ者(渡り鳥)であるハイタカは、留鳥のリュウキュウハシブトガラスから
しばしばモビング(擬攻撃)を受けていますが、






161125ハイタカメス×カラス2
                                     2016年11月25日 ハイタカ×リュウキュウハシブトガラス
普段から鳥を襲っているハイタカですから、あっさり反撃しています。







161125ハイタカメス×カラス3
                                     2016年11月25日 ハイタカ×リュウキュウハシブトガラス
両性爬虫類や昆虫、ネズミなどの小動物を獲物とするサシバが、カラスにほぼやられっぱなしなのと比べると、
同じタカの仲間でも、食性が違うと性格も随分違うようです。







161125ハイタカメス×カラス4
                                     2016年11月25日 ハイタカ×リュウキュウハシブトガラス








161125サシバ群れ
                                                  2016年11月25日 サシバ群れ
23、24日と雨が2日続いた翌日、久しぶりの晴れ間を待っていたかのように、
6羽のサシバが群れで現れ南に飛去し、その後を追うように続けて2羽が飛去しました。






161126鳥の羽
                                              2016年11月26日 散乱していた鳥の羽
翌日の26日の朝、観察場所へ着くと辺りに鳥の羽が散乱していました。
どうやらここで襲われたようです。
被害者は最近渡って来ているシロハラかマミチャジナイでしょうか?
被害者は後で調べるとして、さて襲ったのは誰でしょう?




161126ハイタカメス幼鳥1
                                               2016年11月26日 ハイタカメス幼鳥
最初に現れた容疑者は、ハイタカメス幼鳥でした。
最近リュウキュウハシブトガラスと戦っている強者です。






161126ハイタカオス幼鳥
                                               2016年11月26日 ハイタカオス幼鳥
次に姿を見せたのは、ハイタカオス幼鳥でした。
ハイタカのメスと比べると体は二周りほど小さく、ツミと見間違えるくらいの小物ですが、
捕獲能力は高いと思われます。





161126ハイタカメス1
                                                 2016年11月26日 ハイタカメス
そして次に現れたのは、ハイタカメス成鳥でした。
経験も豊富で有力な捕食者です。






161126ハヤブサ幼鳥
                                                 2016年11月26日 ハヤブサ幼鳥
このほか本日はハヤブサ幼鳥も現れ、どの個体にも可能性がありそうですが・・・
真相やいかに?





  1. 2016/11/27(日) 09:27:59|
  2. ハイタカ
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