名護・自然観察日記

名護で出会った生きものを中心に紹介します。

ジュゴンの食み跡

140430食み跡1

本日は大潮だったので、ジュゴンの食み跡を確認しに行って来ました。

風が納まらず、水面下の食み跡がくっきり撮影出来る状況ではありませんでしたが、

それでも30本前後の食み跡が確認出来、とりあえずジュゴンは元気そうで、一安心しました。


140430カサノリ

干出した藻場には、カサノリもありました。

今年は気温、水温が例年と比べ低いせいか、今の季節としては傘がまだ残っている方だと思います。




140430モズク

今年はモズクも豊作なのか、沢山見かけましたが、成長具合はまだまだといった感じでした。

ちなみにこの海域では、ボウバアマモとモズクの分布が重なっている印象です。

おそらくつぎの大潮の食み跡観察は、半分モズク採りになるはずです。



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  1. 2014/04/30(水) 18:56:24|
  2. ジュゴンの食み跡
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ヤンバルクイナ

140423ヤンバルクイナ3

今年もスタッフを連れて、ヤンバルクイナを見に行ってしまいました。

ロードキル対策でしょうか、今年は沿道の法面にヤンバルクイナなどの小動物が隠れる草が生えないよう、シートが敷かれていました。



140423ヤンバルクイナ2

風景が一変し残念でしたが、対策の効果が出ているのか、このエリアでの死亡事故は起きていないようです。

やんばる野生生物保護センター 事故確認状況データ



140423ヤンバルクイナ1

この日は車で移動した広いエリアでヤンバルクイナの鳴き声も聴き、結局ヤンバルクイナ15羽、ホントウアカヒゲ10羽弱、ズアカアオバト1羽、

その他北上中の群れかは分かりませんが、チュウダイサギ、アマサギ、コサギの群れ24羽を確認しました。

ただ残念だったのが、ノグチゲラはドラミングや鳴き声は確認出来たものの、姿を拝むことができなかったこと。

次回はノグチゲラを求めて、再びやんばるへ行きたいと思います。



  1. 2014/04/28(月) 09:35:10|
  2. ヤンバルクイナ
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リュウキュウキビタキ

140422リュウキュウキビタキ3

リュウキュウキビタキ オス 第一回夏羽。

外来種のジャワマングースの影響でホントウアカヒゲが見られなくなった名護では、リュウキュウキビタキは森に美声を響かせてくれる貴重な存在です。



140422リュウキュウキビタキ1

ただこのオスはまだ若く、完璧なさえずりはマスター出来ていません。





140422リュウキュウキビタキ2

リュウキュウキビタキは、幼羽から成鳥羽になるのに3年以上かかると言われているので、

さえずりの上達と共に、この個体の成長を静かに見守りたいと思います。



  1. 2014/04/27(日) 11:27:00|
  2. リュウキュウキビタキ
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クモの巣

140418クモの巣2

森を歩いているとクモの巣が絡み付き、わずらわしいと思うこともありますが、

そんなクモの巣も、視点を変えて観察すると、とても美しいことに気付きます。



140418クモの巣1

宝石のように輝いていたり、





140421クモの巣

月の表面を歩いているようにも。





140419クモの巣

街の美術館で作家の作品を鑑賞するのも嫌いではありませんが、森の美術館で自然が作り出した作品を自分の眼で探し出すことに、至福の喜びを感じます。




  1. 2014/04/25(金) 08:41:40|
  2. クモの巣
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ミゾゴイ

140418ミゾゴイ4

山頂でのタカの渡り調査を終え、観察場所を林道沿いに変えると、早速大物ミゾゴイを確認することが出来ました。





140418ミゾゴイ3

ミゾゴイは冬フィリピンで越冬するものと、台湾や南西諸島で越冬する少数個体があるようですが、

多くの旅鳥が沖縄島を通過するこの時期、この個体が沖縄島で越冬した個体なのか、それとも沖縄島以南から渡って来た個体なのかはわかりません。



140418ミゾゴイ5

この個体、林道脇で餌を探していましたが、しばらくすると特大のヤンバルオオフトミミズをゲット!





140418ミゾゴイ7

ご馳走にありつきご満悦のご様子で、思わずむくむく!





140418ミゾゴイ6






140418ミゾゴイ1

しばらくすると、森の奥へと姿を消しました。




  1. 2014/04/24(木) 11:37:51|
  2. ミゾゴイ
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アサギマダラの渡り

140411アサギマダラ

今回のタカの渡り調査で最も多く確認出来たのは、サシバではなく、おそらくアサギマダラだったのではないでしょうか。

ただ確認したアサギマダラが、越冬中の個体なのか、それとも北上中の個体なのかの判断がつかず、正確な数はカウントしませんでした。

しかし、観察場所が林内と比べ風が強い山頂だったことから、北上モノが多く含まれていると感じました。



140418アサギマダラ1

特に4月18日は多くの個体が集まり、登山口周辺では10頭ほどのアサギマダラが乱舞する様子が確認できましたが、





140418アサギマダラ2

次の日にはその数が激減し、その後の確認も増えていません。

おそらく18日をピークに、多くの個体が北上したと思われます。




  1. 2014/04/23(水) 09:00:00|
  2. アサギマダラ
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2014年春期タカの渡り調査 その6

2014年、春期のタカの渡り調査は4月18日で終了しましたが、表をまとめる間にも再びサシバが現れるなど、中途半端な終わり方になってしまいました。

これまで秋季の調査は、名護博物館と共に継続的、組織的に行なって来ましたが、春期の長期間の調査は今回がはじめてです。

調査を開始する時期や終了すべき時期も分からないまま行い、不適切だった部分もあると思いますが、今回の経験を今後の調査に活かしたいと思います。


南西諸島で越冬するサシバはおよそ3000羽といわれていますが、北上するこの季節にその内の約一割が名護岳でも観察出来ることが分かりました。

来年は、より丁寧な観察を心がけたいと思います。



2014春期タカの渡り





140106サシバ

越冬サシバは、もうすっかりいなくなりました。

この若いメスは、仕事場近くを狩り場としていたので、度々観察させてもらいました。



140315サシバ2

越冬中幾度となくリュウキュウハシブトガラスの攻撃を受けていましたが、何とか無事に春を迎えることが出来たようです。

今年の秋には、たくましくなった姿を再び見せてくれることを期待しています。



131214サシバ1

毎年自宅の裏山で越冬するこのオスも、無事に冬を越すことができたようです。





130319サシバ22

ちなみにこの写真は一年前の春に撮影したもの。

このオスは比較的近距離で観察することを許してくれる、貴重な存在。

おそらくこのオスも、私を個体識別しているはずです。



130319サシバ44

このオスにも秋に再会出来ることを祈りつつ・・・既に秋の渡りが待ち遠しくなっています。





  1. 2014/04/22(火) 18:45:02|
  2. タカの渡り
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2014年春期タカの渡り調査 その5

140408ハリオアマツバメ1

サシバの渡りは終わったのでしょうか。昨日6日と今日7日とも確認がありません。

そんな中、今朝はハリオアマツバメとヒメアマツバメが一緒に現れました。

これで、この春確認できたアマツバメ類は3種になりました。(写真は上下ともハリオアマツバメ)



140408ハリオアマツバメ2

ハリオアマツバメもヒメアマツバメも昨年の秋季の渡りの際に確認し、ハリオアマツバメは全て1羽ずつ、ヒメアマツバメは2羽ずつ現れましたが、

本日はハリオアマツバメ2羽、ヒメアマツバメ4羽の計6羽の混群?でした。

彼らが現れた時はたいてい採餌に時間を費やし、ある程度空腹を満たしたころにようやく移動します。ちなみに今朝は40分ほど上空を飛んでいました。


さて、明日は天気が崩れるようですが、風は南。 何か飛来してくれることを期待しつつ…。





4月8日現在  名護岳  累計

サシバ         301羽
ツミ          14羽
ミサゴ          6羽
ハヤブサ         1羽
アマツバメ        2羽
ヒメアマツバメ      6羽
ハリオアマツバメ     2羽

※ ツミは、渡った個体と渡らなかった個体と区別するため、渡らなかった個体(リュウキュウツミ?)は、上記の数字には加えていません。



  1. 2014/04/08(火) 22:22:38|
  2. タカの渡り
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2014年春期タカの渡り調査 その4

140405サシバ群れ

本日は朝から快晴微風で、20羽のタカ柱(写真には19羽しか写っていませんが)を含む、サシバ45羽が飛去しました。

ただ、写真のようにみな遠く、近くを飛ぶ個体がいなかったので、盛り上がりに欠ける観察になりました。



140228サシバ

近所で越冬していたサシバも、ここ数日で北上したようで、今日確認出来たのはこの若いメス1羽のみでした。

ちなみにこのメス、イボイモリがよく出没するポイントを餌場にしていて、イボイモリファンとしては心配な個体でもあります。




4月5日現在  名護岳  累計

サシバ        293羽
ツミ         14羽
ミサゴ         6羽
ハヤブサ        1羽
アマツバメ       2羽
ヒメアマツバメ     2羽


  1. 2014/04/05(土) 16:10:32|
  2. タカの渡り
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2014年春期タカの渡り調査 その3

140402ツミオス幼鳥

今朝は明け方まで降っていた雨も上がったので、タカの渡りを観察して来ました。

8:00に羽地ダム周辺から飛び出したサシバは、低い雲を嫌がるように、ゆっくりと移動。

そんな、サシバの群れとは別に、ツミも姿を見せました。

写真は ツミ オス 幼鳥




140402ツミメス成鳥2

春期のサシバの渡り数は、秋季に比べかなり少ないようですが、春期のツミの渡り数はサシバのそれと比較すると多い印象です。

ちなみにここ名護では、春秋のタカの渡りの時期に、渡りをするツミと留鳥のツミが観察出来ます。

私は外見で区別がつかないので、渡りをした(飛去)個体と、渡りをしなかった個体とを区別し記録を付けています。

写真は ツミ メス 成鳥




140402ツミメス成鳥1

ツミは小鳥を捕食するハンターで、性格は攻撃的。秋サシバの群れが渡りをする時も、しばしばサシバを攻撃する様子が見られます。

そんなツミですが、繁殖期を間近に控え防衛行動でしょうか、本日は体が4〜5倍はありそうなミサゴを攻撃していました。




140402ヒメアマツバメ

タカの渡りを観察していると、同じく渡りをするアマツバメ類を観察することがあります。

本日は先日のアマツバメに続き、ヒメアマツバメを観察しました。

ヒメアマツバメはいつも2羽で現れますが、おそらくつがいなのでしょう。

今朝は高速で飛びながら虫を捕えていたようで、ファインダーに納めるのに苦労しました。

さて、明日も観察できるでしょうか?


4月2日  名護岳  

サシバ         57羽
ミサゴ         2羽
ツミ          4羽
ヒメアマツバメ     2羽




4月2日現在  名護岳  累計

サシバ        215羽
ツミ         12羽
ミサゴ         5羽
ハヤブサ        1羽
アマツバメ       2羽
ヒメアマツバメ     2羽


  1. 2014/04/02(水) 16:10:05|
  2. タカの渡り
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Author:細川太郎
名護に住み、身近な自然のすばらしさに日々感謝しています。宝物は意外と自分の足下にあるものです。

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