名護・自然観察日記

名護で出会った生きものを中心に紹介します。

2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その10

141025サシバ1

先日のできごと。サシバが東から上がって来ました。







141025サシバ2

脚を下ろし・・・







141025サシバ3

尾羽を持ち上げ次の瞬間、排便!

当たり前ですが羽を汚さないようにってことですね。

それにしても、すごく気持ち良さそう!



141025サシバ4

その後は、何も無かったかのように南の空に飛び去りました。







141023ツミ2

最近はアカハラダカの確認が無くなった代わりに、ツミの渡りが見られるようになりました。







141023ツミ1

ツミは1〜2羽で渡ることが多く、





141023ツミ3

10月23日は2羽で、






141028ツミ1

そして本日10月28日は、単独での飛去が2羽。

そろそろサシバの渡りも終わり、ツミやハイタカが渡って来る季節になってきたようです。
(ハイタカは今季まだ確認していませんが)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名護岳  10月28日現在 累計

アカハラダカ    1956羽
サシバ       3783羽
ミサゴ        17羽
ツミ         5羽
ハヤブサ       7羽

カワウ        5羽
アオサギ       10羽
サギs.p.       14羽
カワラバト      32羽
ハリオアマツバメ   56羽
クロビタイハリオアマツバメ  2羽
アマツバメ      18羽
ヒメアマツバメ    20羽
ツバメ        27羽
ショウドウツバメ  約40羽
イワツバメ      1羽
アトリ        12羽


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  1. 2014/10/28(火) 18:08:47|
  2. サシバ
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その9

141023クロビタイハリオアマツバメ1

10月23日、サシバの姿もめっきり減った山頂に、クロビタイハリオアマツバメと思われる2個体以上を含む4羽の群れが現れました。

日本国内では過去に2010年4月与那国島、2012年5月粟国島、2013年5月トカラ列島平島、2014年9月長崎県福江島で確認があり、

今回沖縄島名護岳の確認は5例目にあたるようです。



141023クロビタイハリオアマツバメ2

ハリオアマツバメと明らかな違いは、のどの辺りがハリオが白っぽいのに対してクロビタイはくすんだグレーであること。

体や尾のサイズに違いがあるようですが、ハリオ自体に個体差があるので、シルエット的には殆ど見分けがつかないように思います。





141023クロビタイハリオアマツバメ3

分布は、繁殖地がネパール、海南島、台湾周辺。

越冬地がタイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、マレーシア、インドネシア西部周辺。

そして周年生息するのがインド東北部。



141023クロビタイハリオアマツバメ4

台風19号の影響で迷い込んだのでしょうか。

それにしても、自然観察はこのような予想外の出来事があるので、やめられませんね。




  1. 2014/10/26(日) 16:33:15|
  2. クロビタイハリオアマツバメ
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その8

141016ハリオアマツバメ1

どうやら、サシバの渡りは終わりに近付いているようで、最近の飛去数は非常に少ない状況です。

そんな中、今年は写真のハリオアマツバメが沢山渡って来ています。





141019ハリオアマツバメ2羽

渡りの構成も、一羽や二羽ではありません。







141019ハリオアマツバメ群れ2

群れと呼べるような数。







141019ハリオアマツバメ群れ

10月19日は24羽、そして本日20日は9羽とかつてない数を確認しています。







141017ハリオアマツバメ2

ハリオアマツバメはその名の通り、尾羽の軸が針状に伸びているのが特徴で、

国内で確認出来るアマツバメの仲間の中では最大。





141017ハリオアマツバメ1

水平飛行速度も国内最速といわれ、山頂で観察する私の1.5mほどの直ぐ脇を

もの凄い風切り音を立て、飛び抜けて行きます。






141020サシバ

それにしても、今年はサシバが非常に少ない。

この分だと越冬サシバも少なそうです。



10月19日 
アカハラダカ      1羽
サシバ        18羽
ミサゴ         1羽
ハヤブサ        1羽
ハリオアマツバメ   24羽


10月20日 
サシバ        18羽
ツミ          1羽
ハリオアマツバメ    9羽


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名護岳 10月20日現在 累計(データ一部未反影)

アカハラダカ    1953羽
サシバ       2823羽
ミサゴ        7羽
ツミ         3羽
ハヤブサ       4羽

カワウ        5羽
アオサギ       10羽
サギs.p.       14羽
カワラバト      32羽
ハリオアマツバメ   45羽
アマツバメ      5羽
ヒメアマツバメ    18羽
ツバメ        27羽
ショウドウツバメ  約40羽

林道
アトリ        1羽






  1. 2014/10/20(月) 16:50:59|
  2. ハリオアマツバメ
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その7

141015サシバ群れ

名護でのサシバの飛去は早朝に集中することが多く、そのため調査は日の出前に観察ポイントに行くことから始まります。







141015サシバ群れ22羽

毎年数千羽のサシバが名護の市街地上空を渡っているのですが、

このようにまだ薄暗いうちに空高く渡っているので、多くの人は気付いていません。

ちなみにこの写真には、22羽のサシバが写っています。



141015サシバ1

台風が去った10月15日は、足止めされていたサシバが現れたようで、

769羽が飛去し、後半の渡りを期待させました。






141015サシバ2

ところが、その後の数が伸びません。

サシバの渡りが終わる10月後半になると、沖縄島で越冬するサシバが名護周辺にも沢山訪れ、

あちこちでサシバの鳴き声が聞こえるのですが、今年はその鳴き声すら少ない状況です。




141015サシバ3

サシバは台風が沖縄地方に猛威を振るっている間に、他のコースで渡ってしまったのでしょうか?








141015サシバ4

それともあまり想像したくはありませんが、先の台風で多くの個体が力尽きたのでしょうか?








141015サシバ5

その答えは、日本最大のサシバの中継地である宮古島(伊良部島)のカウントで解明されることでしょう。


10月15日
アカハラダカ     25羽
サシバ        769羽
ハヤブサ        1羽


10月16日
アカハラダカ      7羽
サシバ       508羽
アオサギ        8羽
ハリオアマツバメ    4羽


10月17日 
アカハラダカ      3羽
サシバ        91羽
カワウ         5羽
ハリオアマツバメ    1羽


10月18日 
サシバ        19羽
ハリオアマツバメ    5羽


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名護岳 10月18日現在 累計(データ一部未反影)

アカハラダカ    1952羽
サシバ       2787羽
ミサゴ        6羽
ツミ         2羽
ハヤブサ       3羽

カワウ        5羽
アオサギ       10羽
サギs.p.       14羽
カワラバト      32羽
ハリオアマツバメ   12羽
アマツバメ      5羽
ヒメアマツバメ    18羽
ツバメ        27羽
ショウドウツバメ  約40羽

林道
アトリ        1羽

  1. 2014/10/18(土) 18:02:01|
  2. サシバ
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その6

2014秋季タカの渡り

台風で調査が出来なかった時間を使って、遅れていた表のとりまとめを行ないました。

まだ調査は続きますが、改めて今年の調査を振り返ると、

毎年のことではありますが、今年も台風に振り回されていることがよく判ります。




141009サシバ

窓の外ではサシバが鳴いています。

風も明け方の13mから7mに落ちたので、明日は渡ることができるでしょう。

台風でろくに餌も獲れなかったでしょうから、今日は長旅に備え餌獲りにでも専念して下さい。





  1. 2014/10/13(月) 10:44:21|
  2. タカの渡り
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その5

141008サシバ群れ
                                                             (撮影:6:24)
10月に入り一週間も過ぎると、渡りの主役はアカハラダカからサシバにすっかり変わり、

10月8日は今季最大の1135羽のサシバが飛去しました。





141008サシバ群れ1
                                                             (撮影:6:34)
サシバの渡りは朝が早く、まだ陽が昇らないうちから飛び立ちます。

明け方の空の色は刻一刻と変わり、サシバは朝焼けで色づいた雲をバックにタカ柱を作り

せかされているかのように、あっさりと南の空へと消えて行きます。



141008サシバ群れ4
                                                             (撮影:6:35)
この日は快晴で北東の風3〜5mと、まさに渡り日和となり、

空はおよそ50羽ほどの群れが一度に3つ現れるほどのにぎわいぶりでした。





141008サシバ群れ3
                                                             (撮影:6:47)








141008サシバ2









141008サシバ3









141008サシバ4









141008サシバ1

大きな群れが現れたのもつかの間、南の海上には猛烈な勢力の台風19号が接近し、既に風が強まり、調査は中断を余儀なくされました。

こんなとき、タカは台風の影響の少ないコース取りをするようで、台風が去ったらタカの姿もなかったというパターンがよくあります。

ちなみに昨年のアカハラダカの飛去数は4991羽、サシバが3247羽でした。

今年はまだ去年の半分にも達していません。

台風が去ったら、再びタカの姿が見られることを祈るばかりです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名護岳 10月9日現在 累計(暫定)

アカハラダカ    1662羽
サシバ       1187羽
ミサゴ        9羽
ツミ         1羽
ハヤブサ       1羽


ハリオアマツバメ   4羽
アマツバメ      3羽
ヒメアマツバメ    12羽
ツバメ        27羽
ショウドウツバメ  約40羽



  1. 2014/10/09(木) 22:09:44|
  2. サシバ
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カラスバト

141003カラスバト1

本日は台風18号の影響で、北寄りの風が強く時より雨まで降り、流石にタカの姿はありませんでした。

そんな中、山頂に珍しいお客さんが遊びに来てくれました。

カラスバトです。

秋にはよく鳴き声を聞くことができますが、警戒心が強く、年に数回しか姿を見ることが出来ない、遭遇率の低い鳥です。


141003カラスバト2

撮影データによると距離14.9m!  至近距離で9分間観察出来ました。

黒い羽に陽が当たると、緑から紫に輝く美しい鳥です。

この数日前、朝山頂を目指し山道を登っていると、私の直ぐ傍でカラスバトが鳴きました。

姿こそ確認出来ませんでしたが、おそらく5〜6mの距離。

今までカラスバトの鳴き声は「ウーー」と聴こえていましたが、至近距離で聴くと「ヴルーー」と微妙な違いが感じ取れ、感動してしまいました。



  1. 2014/10/03(金) 11:27:55|
  2. カラスバト
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2014年 名護岳 秋季タカの渡り調査 その4

140925アカハラダカ2

今日から10月。アカハラダカの数は日によって増減しますが、まだ渡りは続いているようです。

9月25日   286羽
9月26日    53羽
9月27日   319羽
9月28日   120羽
9月29日    15羽
9月30日   282羽
10月1日   222羽


140925アカハラダカ1

ただ群れは例年と比べ小さく、今のところ今季の最大は昨日の150羽です。







140927アカハラダカ群れ1

名護岳周辺では、朝上昇気流の発生を見計らって、近くの森からアカハラダカが湧いて来ます。

はじめに数羽の群れが上昇し、その群れをめがけて森からタカが飛び出す感じです。





140930アカハラダカ2

ここでのアカハラダカの出現は8時台が多いようです。

朝、長旅に備えしっかり朝食を獲ってから旅立つのでしょう。

この幼鳥も満腹のようですね。




140930アカハラダカ1

朝食を終えると旅モードに切り替わり、仲間を見つけると遅れを取るまいと追いかけ








141001アカハラダカ群れ

仲間と合流します。








140930アカハラダカ4

サシバも姿を見せ始めましたので、しばらくするとアカハラダカの飛去数と逆転するでしょう。








141001アカハラダカ

その前に、私はもう少しアカハラダカの舞を楽しみたいと思います。


名護岳 10月1日現在 累計

アカハラダカ    1642羽
サシバ        10羽
ミサゴ        7羽


ハリオアマツバメ   4羽
アマツバメ      3羽
ヒメアマツバメ    12羽
ツバメ        27羽
ショウドウツバメ  約40羽






  1. 2014/10/01(水) 15:00:00|
  2. アカハラダカ
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プロフィール

細川太郎

Author:細川太郎
名護に住み、身近な自然のすばらしさに日々感謝しています。宝物は意外と自分の足下にあるものです。

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