名護・自然観察日記

名護で出会った生きものを中心に紹介します。

2015年 西表島 その5 −恭子ちゃんのサバニ・進水式−

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キャンプを終えた日の夕方、西表在住の恭子ちゃんのサバニの進水式に呼ばれました。







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はじめに米、塩、お神酒を神様にお供えし、安全を祈願。







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次に神様にお供えした米、塩、をサバニにも供え、







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お神酒をサバニに掛けます。







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恭子ちゃんがこつこつと自宅で造り上げたサバニ。 すごいですね。
ちなみに彼女がサバニを作るのは2艇目。

このサバニ、エッジが丸く造り手である女性の優しさが現れています。




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彼女の師匠は白保のサバニ大工新城康弘さん。
新城さんはサバニをあくまで道具として造る職人で、恭子ちゃんが白保で学んでいた頃、
ディティールを綺麗に仕上げようとすると注意されたそうです。
サバニ大工もそれぞれ個性があって興味深いです。





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ちなみにこのサバニは、思い存分綺麗に仕上げてありました。







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そして初乗り。

長い時間を掛けて造ってきた本人でさえ、実際に海に浮かべるまではどんな走りをするのか分からないそうですが、

実際にサバニを操船する経験を積まないと、かたちの意味を理解することはできないのでしょう。



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今回のサバニも既に反省点があるようですが、私からすれば十分素敵な舟です。







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地元の仲間もお祝いに駆けつけ、大盛況。







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大人ばっかり楽しんでずるいと、今度は子供達が乗舟。







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こうやって沖縄のサバニ文化は、子や孫の世代に受け継がれるんですね。






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  1. 2015/07/26(日) 07:00:00|
  2. サバニ
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2015年 西表島 その4 −キャンプの様子・後編−

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網取湾の奥に位置するウダラ浜は横に長く、ハンモックテントを吊るすのにちょうどいい樹が沢山あるので、
皆はおもいおもいの場所で寝床を作りました。

ハンモックテントは地面に設営するテントと比べ風通しがよく、
今回も明け方は寒いくらいで、長袖を着てさらにシーツにくるまるほど。



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3日目の朝はサバニでウダラ川を散策し、その後網取へ。







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網取はサバ崎の対岸に位置していますが、地形やサンゴの種類が違うようです。
このポイントは隣りの崎山湾と同様にウミガメが多く、毎回複数のアオウミガメに逢うことができます。






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4日目は2つのグループに分かれ、私は島の南側にある鹿川へトレッキング。
過去2回はウダラ浜からマングローブ林を通りウダラ川を上りましたが、
今回はサバニで行けるところまで川を上り、マングローブ林の泥のルートをスルーしたので
大分楽をしました。




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ウダラ川の中流域は歩きやすく、景観よく、トレッキングには最高のルート。







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植物相はやんばると重なるものもありますが、やはりどこか違います。
道中大きな葉っぱのハブカズラが目立ちました。






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途中火照った体をクールダウンするのにちょうどいい滝壺もあります。







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滝壺から上を見上げると、マーニ(コミノクロツグ)の葉からこぼれる日差しが心地いい。







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鹿川湾は外海に面し、リーフも発達していないので、少し荒々しい印象です。

浜は直前に接近した台風の影響で漂流物が陸側に押し流された分、浜自体は綺麗でしたが
期待していたタートルトラックも波に消されたのか、確認出来なかったのは残念でした。




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帰り道、待望の?サキシマハブを発見。
行きにも通った場所なのですが、草影に隠れじっとしていたせいか全く気付きませんでした。
昼間のサキシマハブはとても臆病で、私たちがいなくなるまで石にでもなったつもりでじっと動きませんでした。





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ウダラ浜に帰ると、なんと豪華な夕食がお待ちかね。

ゴシキエビの刺身、
バラフエダイ刺身、
やんばる島豚のソテー?、
ゴシキエビ汁、
パパイアの何ちゃら、
ちょっと酸っぱくなったマンゴー、
昼飯の残りのおにぎり、
などなど

ウダラ浜最後の晩にふさわしいメニュー。 しあわせ〜。

しんご、満名さん、森さん、あんちゃん、ありがとー。


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5日目朝、今日は大好きなウダラ浜を去る日。







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また来年もウダラ浜で再会出来ることを願いつつ、水田さんやトオルさんとの別れを惜しみました。

今回台風の影響で西表島での滞在が2日減りましたが、とても充実したキャンプが楽しめました。

西表島・・・ありがとうございました。



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  1. 2015/07/24(金) 10:00:54|
  2. 西表島
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2015年 西表島 その3 −キャンプの様子・前編−

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キャンプ初日は白浜から出発し、外離島と内離島の間にある砂州の隙間をサバニが通れるか確認に向かいました。






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砂州に上陸し波打ち際を歩くと、砂に隠れていたイソハマグリがぽろぽろと。






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これはと思い足で砂を蹴り上げながら歩くと面白いように貝が出てきて、あっという間に今晩の味噌汁の具が採れました。
ウミヒルモが一株混じっていますが、これは味噌汁の具ではありません。

結局サバニが砂州の隙間を通れそうだったので、さらに南西へと向かうことにしました。



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それでも初日は台風9号の余波で西風が強く、近場でキャンプすることを余儀なくされ、
イダノ浜の西にあるヤドカリの浜で一夜を過ごすことにしました。

今晩の夕食はやんばるから持参した満名カレーとイソハマグリの味噌汁。
勿論、絶品でした! 満名さんありがとう!


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ヤドカリの浜は小さな浜で、ハンモックテントを張ることが出来る樹が一本しかなく、
大きなテリハボクに7つのハンモックテントを吊り下げ、密集状態で寝ました。





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2日目は西に向かってサバニを漕ぎ、大好きなサバ崎で素潜りを楽しみました。

サバ崎は魚影が濃く、




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大物も現れ






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何よりもサンゴで埋め尽くされたダイナミックな地形が魅力的。
潜れば潜るほど私たちを夢中にさせる、大好きなポイントです。





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夕方ウダラ浜に着き、早速夕飯の支度を。

毎回、こんな感じで食事を作りますが・・・美味しくない訳がありませんね。







  1. 2015/07/21(火) 22:10:26|
  2. 西表島
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2015年 西表島 その2 −サバニのある風景−

150715サバニ1

今回の旅も、帆かけサバニと共にのんびりと時間を過ごしました。

メインのキャンプサイトは毎回訪れているウダラ浜。
夏、ウダラ浜を訪れると、まるで申し合わせたかのようにいつもの面々に逢える。
ウダラ浜とはそんな不思議な空間。

今回も連絡をとり合った訳ではないけれど、水田さん、トオルさん、そしてガクさんと再会できました。


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水田さんは小さなサバニをウダラ浜に持ってきていました。

小さなサバニ。 夕凪の一時、みんなで乗って遊んびました。




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水田さんのサバニは、私たちが乗ってきたサバニと同じ白保のサバニ大工新城さんの作。

つまり二艇は兄弟舟。




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夕暮れのウダラ浜。 ノスタルジックな時間が流れます。






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サバニ初心者の前さんも  なかなか絵になります。






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  1. 2015/07/20(月) 08:41:49|
  2. サバニ
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2015年 西表島 その1 −さがりばな−

150716サガリバナ5

今年も西表島で遊んできてしまいました。

西表島へ行く度に、ここが地球の宝物であることを感じ、感謝の気持ちでいっぱいになります。

今回もいつものように島の西側の白浜から帆かけサバニに乗って、
風の向くまま気の向くまま、その日の行動はその日に決めるノープランの旅でした。
写真はあまり撮りませんでしたが、少ない写真の中から今回はさがりばなを。


いつもよりちょっと早起きして、サバニとカヌーで川の上流へ向かいます。



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上流から入り江に向かって音も無く流れる水面には、夜咲いた花が短い命を終え海へと旅立って行きます。







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さらに奥へと進むと、薄暗いマングローブの林の中にさがりばなが咲いていました。

周りの森では、起きたばかりのリュウキュウアカショウビンが鳴いています。





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さらに進むと立派なさがりばなが咲いていました。






150716サガリバナ3

誰に見せるためでもなく、子孫を残すために森でひっそり咲いていました。





  1. 2015/07/19(日) 07:52:47|
  2. サガリバナ
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プロフィール

細川太郎

Author:細川太郎
名護に住み、身近な自然のすばらしさに日々感謝しています。宝物は意外と自分の足下にあるものです。

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