名護・自然観察日記

名護で出会った生きものを中心に紹介します。

サバニの制作 その6

1月21日 舷側板の曲げ その2

170121舷側板曲げ作業19

舷側板の前後が閉じたら、各部に刺した全ネジ締め、







170121舷側板曲げ作業21

同時に舷側板下部に当てた垂木と、左右の全ネジ結んだ中心とをターンバックルで結び、
締め付けながら舷側板を必要な位置まで曲げて行きます。
このやり方も白保の新城さんから受け継いだものですが、
左右の舷側板の硬さが同じであれば左右同じカーブを描きますが、
硬さが違うと、柔らかい方の板が硬い方の板に負け、同じカーブが描きにくい欠点があります。

一方糸満では、左右の舷側板はそれぞれ対角側の床と結び、左右別々に角度をつけて行くので
同じカーブを描きやすい利点があるようです。

170121舷側板曲げ作業22

各部の寸法を測り、左右の板がずれないよう全体を確認しながら作業を続けました。







170121舷側板曲げ作業23

曲げの位置が決まったところで、左右の舷側板を固定しようとヒーサキ(船首)の近くにカスガイを入れた時、
カスガイの先端が刺さった部分から割れが入ってしまいました。
ここは曲げる力が最も溜まっていた部分でした。

直ぐに曲げを固定していたネジをゆるめ、エポキシ樹脂による補修をするため、
板を乾かし樹脂を注入し固定しました。


170122舷側板曲げ作業24

翌日、樹脂が硬化したのを確認し、再度割れが入らないよう、竹クギをハの字に入れました。
ちなみに糸満では今回割れた部分には、予め竹クギを3本入れてあるそうです。
今回失敗をすることで、先人たちの知恵を理解することになりました。





170122舷側板曲げ作業25

補修をすっかり終えたところで、ゆるめたネジを再び締め始めました。







170122舷側板曲げ作業26

ミズイトを張って、中心を取りながら左右の曲線を確認します。







170122舷側板曲げ作業27

曲げが決まったら接合の準備。







170122舷側板曲げ作業28

トゥム(船尾)側から合わせノコを入れ始めました。







170122舷側板曲げ作業29









170122舷側板曲げ作業30









170122舷側板曲げ作業31

ヒーサキ(船首)はかなりの圧力が掛かっており、ノコをいれるのもひと苦労。
でも、作っている姿はかっこいいよ! マコト!




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  1. 2017/02/01(水) 09:00:00|
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