名護・自然観察日記

名護で出会った生きものを中心に紹介します。

2016年 リュウキュウアカショウビン その7

160703アカショウビン1

前日の夕方、巣穴から頻繁にクチバシを出していた雛は、結局巣立ちませんでしたが、
その活発な行動から、翌日は必ず巣立つことを確信しました。

翌朝、いつもより早起きして観察場所に到着すると、陽はまだ低く、森も薄暗い状況でした。
クマゼミもまだ鳴かない早朝、親鳥はいつものように雛に餌を運んでいました。




160703アカショウビン2

給餌を終へ、しばらくすると親鳥が営巣木から少し離れた枝に止まりました。
雛から親鳥が見えているようで、巣穴からクチバシを覗かせ、しきりに鳴いています。







160703アカショウビン3

雛が巣穴から顔を出しました。外の様子を確かめているようです。








160703アカショウビン4

と、次の瞬間、








160703アカショウビン5










160703アカショウビン6_1

巣立ちました。

危なっかしい様子で、雛は辛うじて目の前の枝にしがみつきました。






160703アカショウビン7










160703アカショウビン8










160703アカショウビン9

尾羽を上げるアカショウビンの特徴的なポーズも、まだまだ短い羽も相まって、
めちゃめちゃかわいいのです!







160703アカショウビン10

その後雛は、親鳥の鳴き声に導かれるように、奥の枝に移動しました。








160703アカショウビン11

すると親鳥は、勇気を振り絞って新しい世界に飛び出した雛へ、
「上手に巣立ちができたね」と、ご褒美を与えるように、大きなクマゼミを渡しました。






160703巣立ち雛1

結局、雛はこの日に3羽、翌日に1羽の計4羽が巣立ちました。

この写真は1番目に巣立った雛。羽の様子から一番成長が早かったことが伺えます。

上の連続した写真は2番目に巣立った雛です。




160703巣立ち雛3

これは3番目に巣立った雛。








160703巣立ち雛4

そしてこの仔が翌日巣立った4番目の雛です。

3番目の雛が巣立った直後、巣穴にクチバシが見えたことから4羽目の雛がいることが分かったのですが、
その後日が暮れるまで雛は姿を見せず、鳴きもせず。親鳥も餌を運ばず、頭の中は????状態でした。

目を離した隙に巣立ったのか、それとも巣の中で絶命したのかと最悪な状況まで想像しましたが、
翌朝観察場所へ訪れると、いつもの枝にオス親が止まっていたので、雛がまだいるのだなと、ほっとしました。

ところが、巣穴からは相変わらず雛の鳴き声は聴こえず、これはおかしいと周りを見渡すと、
雛は既に巣立った後だったようで、営巣木の近くの枝に枯れ葉のようにじっとする巣立ち雛を見つけました。


今回の営巣は、台風の発生が非常に遅い年に当たった幸運もありましたが、
やはり、献身的に子育てをする親の愛情があればこそと、近くで観察しながら感心しました。

また来年も同じ場所で子育てしてくれることを祈っています。










  1. 2016/07/05(火) 12:41:18|
  2. リュウキュウアカショウビン
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2016年 リュウキュウアカショウビン その6

160702アカショウビン10

沖縄地方は毎日晴天が続き、日中の気温も32〜33℃と真夏日が続いています。
こんな暑い日中、アカショウビンは水浴びをして来ては、
いつもの枝に止まって、羽繕いを行ないます。






160702アカショウビン11










160702アカショウビン12










160702アカショウビン13










160702アカショウビン14










160702アカショウビン15

私が目に入っているにもかかわらず、リラックスした様子で羽繕いを行なう姿に、
こちらまで気持ちが和んでしまいます。






  1. 2016/07/04(月) 17:17:39|
  2. リュウキュウアカショウビン
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2016年 リュウキュウアカショウビン その5

160628アカショウビン1

子育て中のリュウキュウアカショウビンが、大きなクマゼミを運んできました。
ちなみに雛に与える餌生物は、雛が食べやすいよう必ず頭が先に来るようにくわえ直してから雛に与えます。







160628アカショウビン2

じっくり観察していると、餌を立て続けに運ぶ時間帯と、餌を全く運ばない時間帯があり、
給餌にめりはりがあることに気付きました。

給餌と給餌の間も親鳥は警戒を怠らず、体の大きなリュウキュウハシブトガラスが近くを通る度に、
警戒の鳴き声を出しながら小さな体で追いかけ回し、追い払っていました。





160628アカショウビン3

時折見える雛のクチバシから、その成長の具合が確認できますが、
まだ顔を見せたことがありません。








160628アカショウビン4










160628アカショウビン5

今回は一つのフレームの連写で、一連の動きを納めることができました!







  1. 2016/06/29(水) 08:04:10|
  2. リュウキュウアカショウビン
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2016年 リュウキュウアカショウビン その4

160625アカショウビン5

沖縄は梅雨が明けてから一気に真夏モードに入り、
まぶしい日差しの中から、やかましいクマゼミの声が聴こえて来ます。

そんな中、親鳥は雛への餌運びに休む暇もありません。





160623アカショウビン1

アカショウビンはキツツキの仲間のような脚力は無く、また尾羽も丈夫ではないそうですが、
なかなかどうして、立派に垂直の幹に止まっているではありませんか。







160623アカショウビン3

雛も大分大きくなったようで、まだ白っぽいクチバシがちらりと見えました。








160623アカショウビン4

餌を運べど運べど、雛はますます鳴くばかり。








160625アカショウビン4

雛にせかされるように、親鳥はまた、








160624アカショウビン1

森の中へと消えました。






  1. 2016/06/25(土) 17:45:37|
  2. リュウキュウアカショウビン
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2016年 リュウキュウアカショウビン その3

160619アカショウビン3

観察中のリュウキュウアカショウビンは抱卵を終え、現在は雛への給餌に大忙し。








160621アカショウビン1

親はせっせと雛に餌を運びます。

この時はキノボリトカゲを捕まえて来ました。






160621アカショウビン2

大きなキノボリトカゲをまるのまま与えていたので、雛は既にある程度成長しているようです。

ちなみにアカショウビンが飛んでいる写真は、置きピンで撮影しているので、ピントが甘いです。






160621アカショウビン3

現在雛が何羽居るかわかりませんが、親鳥を引っ切りなしに餌を運んでいます。








160622アカショウビン1

これはカタツムリなのか、それとも小型のセミなのか、画像からは判断できません。








160622アカショウビン2

これはヤモリですね。








160622アカショウビン3

これはカタツムリのようです。








160622アカショウビン4

餌を雛に運び終えると、親鳥は直ぐに次の獲物を探しに飛び立ちます。








160619アカショウビン2

この美しい鳥を身近で観察できる幸せ。

繁殖期は、まさに至福の季節です。








  1. 2016/06/22(水) 12:25:37|
  2. リュウキュウアカショウビン
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細川太郎

Author:細川太郎
名護に住み、身近な自然のすばらしさに日々感謝しています。宝物は意外と自分の足下にあるものです。

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